炒りごませっけん その後

ごま油せっけん

大変美しい茶褐色のせっけんになっておりますが
やはり鼻を近付けると「あ、ごま。」という存在感たっぷりの香りをしております。
でも、想像したより幾分ましです。
天ぷらに用いるような徳用ごま油だったのが幸いしたのかも知れません。
ごま根性を全面に押し出すような香り方ではないみたいです。
ごま油500gに対し、35gひまし油を混入したのもごま根性を押さえる原因になったのかも。
どちらも主張しあってるようです。
ひまし油はトウダイグサ科トウゴマという一年草の種子を圧搾して採った油です。
ひまし油をせっけんの材料にすると保湿力のあるすばらしいものになりますが
空気中の水分を引きつけるはたらきがあるらしく、大変溶けやすいせっけんになります。
「ごま臭くて浴室に融合しないせっけんなんか早く溶けてしまうがいいさ」と配合したひまし油ですが
(うそ。たまたま半端に残ってたから入れただけ
ごま油の中華風雰囲気をぶち壊してくれているようです。
とりあえず念には念を入れ通常のせっけんより長く熟成してごまくささを飛ばしていこうと思います。