ぶしどうを見た

本放送の時チューナーの調子悪くて、カスタマーに二回も電話して、なおかつ再放送も購入したβακαなわたしを笑うがいいさ。とにかくせつないものを目撃し通しでした。小路晃選手、どうしてだろう…。「なめてた」んですか…?小路選手が「一本」で敗退してしまうなんて、通用しなくなっちゃうなんて、信じられないんですけど…!今、世界はどうなっているのですか?すっかり浦島状態です。そして高瀬選手…。もう自歯でおせんべいを食べられなくなってしまったのでしょう?どうしてそんなことに…?あんなの、リンチじゃないですか!地上波でカットして欲しいと心から思った試合歴代ナンバルワンです…!あなたは本当に高瀬だったの?そっくりさんじゃないですよね??もし、「いつもの寝てばかりの試合じゃもうドリームステージの枠組みから外れてしまう」という考えであったなら、悲しいです。いつもの「寝っぱなしだけど負け印象は避けるよ!」みたいな姿勢ならいくらか勝算はあったに違いないんです…。*1どうして打ちに出てってしまったんですか…。いつものしょっぱいながらも嫌な感じに強いあなただったら、全前歯を失うこともなかったでしょうに…。それとも、世界はもっともっと進んでいて、そういう、日本人選手の力内での「判定ならぜってえ負けねえ俺」ってのは通用しなくなっちゃっているんですか?なんたる進化のスピード!わたしったら浦島にも程があります!イヤだ!信じたくない!あんまりにも残酷なのはなるべく見たくない!!
そしてTK…。2000年12月…。わずか17秒でヒョードルを開いて血を流させて止めたあの時…。わかるんです。そのころTKは三十路突入時…。肉体的にイケイケだったはずです…。その気になれば空も飛べるはず、そんな年頃だったんです…。そして4年ちょい経ったきのう、同じ目にあなたは……。わたくしはTKの度量をこれっぽっちも疑っていません。TKは素晴らしく強いどえらげない選手です。でも昨日は若い若いヒョードルに分がありました…。年齢というものは本当に残酷です…。一枚のガムですら、若い者の舌の方が吸収の度合いが違うのです…。若い者の方がより甘く、より辛く、敏感なのです…。TKの素養を持った若者(日本人ならなおよし)がいつの日か三十路半ばを迎えたヒョーを倒す、そう思わないとやってられません…。(ミルコ戦も近々実現するでしょうが、わたしはやっぱりヒョーがミルコより手前を歩いているように思えるのです…)とにかく、今日ほどヒョーの地力の強さを呪ったことはありません…。どうして血が出てるとこ狙って叩くのさ!そりゃプロレスじゃ傷んでるとこ狙うのはある種礼儀だけどさ、違うじゃん!こういう場合!!
…やっぱりチーズと乳とピロシキボルシチと乾燥肉食って極寒の地域で育った血が冷たく循環してる人間にはりんごとそうめん食って*2あたたたかい人情の町で育った人間は敵わないっことなんですか…?。イヤだ!信じたくない!!酒飲まなきゃやってらんねえすよ!!!近年稀に見る落ち込みですよ!!!うわーーん!!

*1:でもそういうの、見る側にとっちゃ退屈でたまんないのは確かですけど。

*2:TKの好物