昨日
パトランプの件で(
id:mashijun:20050523#p2)本棚から引っ張り出してパラパラしていたら止まらなくなってしまいました。極真の歴史の紐解きは本当に面白いです。時の経つのを忘れてしまいます。歴史の彼方に消えようとしている極真版プロ空手の謎・思い出を、郷田勇三、
廣重毅、
東孝、
佐藤勝昭、
真樹日佐夫、山崎照朝、大川宏、添野義三とそうそうたる極真OBの皆さんが語っていらっしゃいます。そして極真と近い場所に立っていた猛者・大塚剛、風間
健さんのお話。そして
長嶋一茂、
マッハ文朱、
千葉真一の語る
極真空手、さらに空手漫画空手ムービーのプチレビュー、そして最後に二代目
松井章圭館長。捨て頁など一枚もございません。ロマン溢れかえってございます。発売されたのは99年で、
千葉真一氏が「クエンティン(
タランティーノ)に一緒に仕事したいって言われてる」と語ってらっしゃり、千葉ちゃんふいてるワ…とその時は思ったものでしたが03年に
キルビルvol.1が公開され、本当だったんだ!ごめんね千葉ちゃん!と反省いたしました。(でも一緒に語ってた極真映画の話は…
今マット界はなんや若いのがコチャコチャやっておりますが、こういった深い出汁の味のしみた方々の歴史に触れるとてんで物足りなく感じてしまいます。味がしみてないっていうか、出汁が白湯っていうか。寂しいことです。