愛

ぼくの魔法使い Vol.1 [DVD]

東海地方でここ数日再放送をしていまして、録画して専門筋にはたまらない古田新太さんのはちきれんばかりの肢体をうれしく鑑賞していました。主人公夫婦のいちゃつき具合は一周してすがすがしかったです。新婚特有の「相手に夢中で自分のことを見つめる時間が極端に少ない状態の無敵感」というのはさぞや気持ちいいんだろうなあと正直うらやましく思いました。しかし街中で無節操な男女を見かけるとどうしても拳が硬くなってしまいますけれど。
ところで最近「ツンデレ」という言葉をよく見ます。「人前ではツンツンと冷たいけれどふたりきりになるとデレデレ甘垂れる」という状態のことを言うのだそうです。この言葉を聞いて「これか！」とひらめいたのは、ナンシー関先生が彫った正司敏江・玲児の「舞台では、ごめんなぁ…」という版画でした。しかしさっき色々調べたら敏江玲児師匠は早い段階で離婚されていたということを知り「これ、か？」と弱い気持ちになりました。何を書いているのかわからなくなってきました。よくわからないことはよくわからないままそっとしておくのもいいかもしれないな、と思った灼熱の午後です。