続・つめぽ

そういえばずいぶん前スーパー銭湯に行ったとき、黒いペディキュアがはげかけてはすっぱな様相をしておったのです。それを見た見ず知らずの幼児が「怪我?痛いの?」とわたしの黒塗装のはげかけた足の爪指さして問うてきたのです。ああこのお嬢ちゃんは黒いマニキュアに接することなくまっとうに生活してらっしゃるんだな、心配してくれていい子だな、とか色々思いまして、以来ペディキュアは黒とか紺とかが足甲白く見えて吉だという考えを改め、ピンクベージュ系の肌に近い馴染む色を塗るようにしました。これも加齢による守り体勢のひとつなんだと思います。