アフター万博

マンモ

歩きに歩いたふくらはぎの張るに張ってるこの感じ。エキスポ、存分に楽しんで参りました。方位磁針を身体に内蔵するカーニィ(id:romasen)、東京からのお客様・俺の魂の片割れベイベイ(id:veiko)、そしてはじめまして!敬愛するツヤ子先生(http://blog4.fc2.com/tuyako/)とご一緒させていただいて。万博はさておきお三人さんとのひとときが楽しすぎて脳が溶けて頭蓋骨の裏に熱いものが流れる感触がしました。

企業館は壮絶に混んでいたので、なんかもう「戦」て感じだったので、グローバルコモンという様々な国のパビリオンを見て回りました。お国柄が出ていました。各国の人々がパビリオン内の土産物屋さんでレジをしていたり調理したりウエイターさんをしています。海外旅行で買い物をしているようなプチトリップができます。名誉を傷付けることになりますのでどこの国かは言いませんが(というかどこの国だったか忘れたの)1500円の琥珀と100円の絵はがき2枚買うのに素で計算できずに電卓使ってましたよ…。税別なのねと思って小銭かまえたら「1700エンデス」て。ワオ!
ものすごく楽しみにしていた死海浮き浮き体験は締め切り時間に間に合わず残念de断念しました。そのかわり死海の塩をお土産に買いました。疑似死海風呂ですがかなり温まります。

買った死海塩。敷物はアフリカらへんで買った布です。なんか場の磁場のせいでやたら惹かれて。家帰って広げたらびっくりするほど派手で自分を見損ないました。なんか妖怪人間ベムが紙をクシャッて握ってるみたいな柄…。
昼から閉園まで(三人はなんと開園から)激しく動き回りましたが全体をまんべんなく見るのは到底無理でした。なにしろ広いし、建物の数も半端なくて。回ったところの範囲で感想を言いますと、ゆる楽しかったです。ゆるいのです。脇が甘いというか。そこらへんがなんか楽しいのです。地元人としてのひいき差し引いても、なんだか愛せる感じというか。たとえば

道端のモリゾーキッコログッズ売り場なんですが、もうぞんざいもぞんざいで、帽子とか皆被りまくって買わずにぺっ、と元に戻さなくてなんとなくそのまんまで、また別の客がそれ被って…つうだらしな輪廻が存在しているのです。黒ネズミ園のグッズ売り場ならばビシッと配置ビシッと補充でしょうに。こんなだらしなさなので万引きもし放題な雰囲気なんですけど「モリゾーグッズ万引で捕まっちゃ恥ずかしいよ」という客側のモラルとプライドでもって紙一重の秩序が守られていると。美しいお話でございましょう?(どこらへんが
夜に繰り広げられる「こいの池猿イリュージョン」なんかもう、老若男女「キモい」の大合唱です。最先端の技術とかそういういばれそうなポイントを見る者にすっかり忘れさせるインパクトなんです。「キャビアをおにぎりの具にしちゃったよ」みたいな。キャビア使ってそれかよ、と。とにかく最高にグレイトです。大好きです。

「頭洗ったか?」
想像以上に楽しかったのでまた機会があれば行楽したいと思います。企業館も混みに屈せずチャレンジしてみたいです。そうそう名古屋パビリオンである「大地の塔」、「ヒゲとの確執」で有名なあの方がデザインされたそうですが、なんともそっけない姿形をしてらっしゃいまして。「ういろうをイメージしたんじゃね?」「じゃあういろうの塔だね」「ういろうって歯くそになりやすい食べ物だよね」ということでわたしたちの間では最終的に「歯くその塔」になってしまいました。残念ながら見学できませんでしたが、塔のなかはさぞやすてきなんでしょうよね!(フォロー