いよいよ明日

「愛情示すにはある程度がむしゃらさが重要です」とばかり、ちょっと感じ悪いくらいに口撃などし、屍の山も築き、ようやくヒョードルにたどり着いたミルコ、最後の最後で顔見せせず。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/headlines/20050827-00000019-spnavi_ot-spo.html
「昼寝を理由に」と書いてありますが絶対寝てないですよねえ。もう肩から蒸気耳から脳汁出し出しでしょう。みなさまはどちらが勝つと思う?(頬杖&くるぶしブラブラ
ヴォルグ・ハンニストのわたくしは「ヒョー君を倒すのはハリ様しかいない」と思っているのでわりかし冷静にこの一戦を見られそうなんですけど、ミルコがヒョーに勝ってピリオドの向こうに行ってしまうと「そんであんたこれからどうするの」みたいな心配があるんですよね。そして負けたら「なんだろう、やっぱりそういう星の下に生まれたのかねえお気の毒だよ」と同情してしまうでしょう。どっちにしてもなんか心配なのです。こういう気持ちにさせてくれる選手は珍しいです。一方ヒョードルですが、負けても「拳の怪我がさあ」という砦がありますし勝っても「ああやっぱしアンタ強いね」と静かに感心するだけに留まると思います。感心すれど感動なしみたいな。試合見んうちから勝手言って申し訳ない。ふたりとも好きなので気張っていただきたいと思っています。
ミドルの決勝は本当に予想が難しいです。考えすぎてぼんやりしてしまいます。そういえば台所洗剤が切れそうだなあとか今年のサンマ漁はどんな具合かなあと雑念が隙間から入ってきます。どうもなんか、アローナに破れた桜庭の姿が頭から離れなくて。わたくしの中では深層心理に根付くショックだったみたいで。(だって同い年なんですもの桜庭と)「こてんぱん」という言葉を思い知るいやな時間でした。立ち直れてないのす。
シュートボクセで修行し凶悪に生まれ変わった桜庭が仲間と肩を組み「ブチ殺す」などと言いながらアローナの写真をビリビリ破いて挑発したりすると素敵だなと夢想しつつ、ここはアローナ押しで観戦しようと思います。桜庭、日本帰って来んとずっとシュートボクセにおったらいいのに。