風呂文庫感想

「紫外線危険度チェックシート」を切り離し(かばんにしまい)「佐伯チズ メソッド 艶つやメイク (講談社+α文庫)」を湯船で読みました。カラー写真付きのハンドテクニックやリンパマッサージの解説があり、それらを湯船で実行すると大変気持ちがよいです。本気と書いてポンゲで押すと痛いですねリンパ点。実行するときは髪の毛をきっちり上げておかないと首あたりを掴んでさすりあげるときに後れ毛を巻き込むおそれがあり、それは大変厳しい痛みなので注意しなければならないと思いました。ブチブチつって抜けるからうなじの毛が。
内容は「佐伯チズメソッド 肌の愛し方育て方 ―今までだれも言わなかったスキンケアの新提案50 (プラスα文庫)」とかぶってる部分が多々ありますが、わたしのようなうつけ中年は何度も言われ含まれないと言うこと聞きませんから丁度よいです。ペヤングな女子さん方にはくどく感じられるかも。そしてこの本でもオイルクレンジング完全否定説法をかましていらっしゃいます。「老いるクレンジング」と…。20代はずっと油油でクレンジングをしておりましたから「早く言ってよ…」と肩を落とすばかりです。合成界面活性剤を持ち出されるとグウの音も出ません。(オイルクレンジングにはほかのクレンジング剤より合成界面活性剤が多く含まれてるらしい)
あと、わたしはサウナが大好物で日記の名前にもくっつけていますが、サウナも実は肌によくないとのこと。「サウナが大好きな方は赤ら顔や毛穴がかっ開いてる方が多いですね」と…。言われてる、言われてるよ…!
さらに、1冊目に読んだ方には「5000円の化粧品を倍額の効果にするのも半額の効果にするのもあなたの使い方次第です」ということが書いてあったのでほほうと呻って真面目に塗り込んでいるのですが、こっちのカラー口絵「私が毎日使っているスキンケアとメイク用品」にはゲランやシスレーなどのマダミーな高級品ばかりズラリと並んでいました。「やっぱりそういうことなのね…」とみたび肩を落としました。
おおむねいい本でした。風呂の中で意気込んだり気合い入れたりすると身体が温まりますから…。