純ちゃんの年間最高試合

今年のプロレス大賞MVPは鈴木みのるさんなのですってね。おめでとうございます。受賞を知ったのちでサムライテレビジョンにてNOSAWA論外さんプロデュース興行での鈴木みのるVS風香を見ました。興行自体が「なんだか泣けてきちゃったよ」という感じのあたたかい手作り感に溢れるものでしたが、この試合も偉かったです。いやな感じの出し方の匙加減が絶妙でした。こんな難しい試合成立させるんだからMVPやむなしです。うわあ苦手だわあとか思いつつ入場見たら「風になれー」と合唱してしまうでしょう。そしてなにより鈴木の乳は今最高に張りがいい(関係なかった
さてわたくし最近本当にサムライテレビジョンを見ています。ブルーノの次の話し相手は三田佐代子様です。テレビに向かって「あらーそうなのー」等語りかけています。何年か前はいわゆるインデー(小鹿社長発音)のプロレスリングはほとんど見ませんでした。その何年か前は「ルーチャですから(マサ」とか言ってルチャも見なかったりしました(みちのくで認識変えた)。もうこのごろはインディじゃなきゃ嫌だとすら思います。プロレスの美しさ尊さはもはやインディプロレスの世界にしかないのではないかと思ったりします。枕が長くなりましたがわたくしが選ぶ06年度最高試合はBJWデスマッチヘビー級王座決定戦「狂神の蛍光灯神殿デスマッチ」時間無制限1本勝負○佐々木貴VS“黒天使”沼澤邪鬼×(12.3横浜文体)です。リングに蛍光灯の束で作った柱が15本くらい生えてて、それでいろいろなさるのです。そびえ勃つ蛍光灯はギリシャ神話の宮殿の柱のようでした。が、それ外してなんやかやしようと思うとちょっとモタモタしてしまうんです。でもそのモタモタを帳消しにしてしまう炸裂時のインパクト。白く赤く美しく尊いものを見ました。勝ち負けを決めるのに「え、なんでそんなことする?」と疑問を持ちつつも、人間という生き物の丈夫さ・可能性をこれでもかと見せつける訴えかける、そして感動する。疑問を持ったら負けな世界、疑問が帳消しになる世界、プロレス、ワタシホントウニスキネ。