紫の

紫のロボくんのアニメ映画を鑑賞してきました。当時は周りにすすめられテレビシリーズはビデオで一気観、劇場版鑑賞はもちろん、クイッ(中略)ャパンの特集や出版物も出ては読み、当時大勢いたいかにもな「一見(いちげん)ファン」になったのでした。しかし一見さんなりに漠然と惹かれるものが自分の中にあり、公開された今作も観に行かねばなるまいと密かに意気込んで鑑賞して参りました。登場人物の物語的についての感想は「お前は黙ってろ!」(by因果鉄道)というあれであれしますけども、いつこれに接しても感動するのは機械への想像力です。鉄でできている(であろう)ものの動きや金属音、形状変化、爆発の様子、爆発音、警告音等等、これらの描写にワクワクします。建物が生えたり避難したりの過程には興奮しきりでした。現実に可能かどうかはわかりまやんがそんなことはどうでもよく、機械が動いて出したり引っ込んだりをこうしてこうしてこうこうこうと想像して描写するクリエイターの方のすごさに震えました。ロボくんのデザインもほんの少し変わっていたり(白黄の子の足の色とか)(記憶違いかもしれない)の発見も楽しく、大きい画面で観てよかったです。でもテレビ画面で観ても詰まった感じがしてきれいかもしれないと思いました。ので、家庭でもこれたぶん観ます。終わったあと、前に座ってらした大きいお友達二人連れの方が「今放送中のアニメでCGなしのセル画のみのアニメってサザエさんだけ」と話してらっしゃり、後ろで透明へぇボタン連打でした(きょうびへぇボタンか