馬油力

馬油、これまでもちょいちょい肘膝かかとの乾燥に塗っていたのですけど、常温で溶ける夏頃までに慌てて使い切って再購入に至らず、忘れた頃北海道物産展でラベンダーの香り付きのをまた買う*1みたいな使い方で、顔面の手入れに使っていなかったのですが、最近美容ローラーの使い過ぎで湿疹が出来(馬鹿です)、なにか解決法はないかと色々見渡った末「薬師堂のソンバーユ」に行き着き、お試し無香料チューブを使ってみたら2晩ほどで湿疹が消え、わが子の思春期ニキビもよくなり、感動しきりです。今まで獣脂だし・・・と獣脂サンダーライガーだし・・・と敬遠していましたが(あと「ばあゆ」て真ん中の「あ」が謎で嫌だった)(たかじんnoばぁ〜を連想させる)(させない)人間も獣っちゃ獣なので、本当は植物性油脂より相性がいいのかなと考えを改めました。
[rakuten:bayuclub:10000034:detail]

  • 馬油の融点(とける温度)は29度
  • 動物性油脂の中でも人間の皮脂にかなり近い
  • 脂肪酸組成の高度不飽和脂肪酸含有率が高いため、肌の内部まで成分が浸透して表皮表面に馬油分が残らない
  • ので、毛穴に詰まらない
  • パルミトレイン酸を多く含む
  • パルミトレイン酸は人脂の中に10%以上ある脂肪酸で皮膚の再生に大きな役割を果たすが、30歳を過ぎると加齢とともにパルミトレイン酸が減る
  • 皮膚に湿疹などの障害がある場合年齢を問わずパルミトレイン酸を補うことで皮膚組織の再生を助ける
  • 皮下に浸透して効果を発揮するという特性から他の基礎化粧品を併用する場合は最初に添付することで他の基礎化粧品の浸透を手助けする

以上のことがわたしの湿疹に効いたのだと思います。洗顔後また半水濡れの状態でほんの少し馬油を塗り、しばし待ったのちローションパックをしたら通常より吸い込みが良くなったように思います。加齢による枯れちらかしで自前のパルミトレイン酸も減る一方、馬油を取り入れて補ってゆこうと思います。
【馬油効能頁集】

*1:id:mashijun:20051014:p1