アンよ

アン子

きのうは実家犬アン・通称アン子の命日でした。彼女は北海道生まれのゴールデンレトリバーです。たいそうかしこいよい犬でした。実家が建て替わる間の約8ヶ月間我が家で預かったこともあります。ホームステイ先の我が家でも面倒をかけることもなく、わたくしたちは「プレ犬との暮らし」をアン子のお陰で楽しく過ごすことができました。いい思い出を沢山残してくれたので我が家も犬を飼おう、という話になったわけで、アン子がよい子でなかったらわたくしたちは今頃ブルーノを飼っていなかったかもしれません。アン子は2年前、庭に置かれたチューリップの球根をうっかりかじってしまい、その毒で天に召されました。8年の短い生涯でした。チューリップの毒は種類によって半端ないものもあるそうなのです。ブルーノが荒っぽい犬なので、いつもにこにこドッシリ(肥満)していたアン子をなつかしく思うことがしばしばあります。そんなわけでチューリップの花をあまり好きではなくなった我が家なのでありました。思い出さないわけがねえ、てな具合なのです。