薄皮

7月半ば、そうめんならいくらでも食べられると口走ったがために親戚縁者から次々とそうめんが送り込まれ、それでも調理を工夫し消費消化したところにまた新たに2箱ほど到着、心境的体感的にそうめん天国からそうめん地獄へ変化するにはさほど時間は掛かりませんでした。いくら好きでも続くと飽きます。そんなそうめん飽食が続く日々ですがいくら食べても飽きないものがわたくしにはあります。ヤマザキの薄皮クリームパンです。あまりに食欲がなかった日は3個入りを1個ずつ1食として食べました。（クリーム）パンで暮らす気か、（クリーム）パンクラスか（(C)ハトよめ）といった塩梅でした。薄皮シリーズの具はほかにもいろいろあるのですがわたくしはクリームが一番好きです。薄皮に限らずクリームパン全般が好きです。何故こんなに好きなのか今ちょっと考えたのですが、以前読んだポエム番長 (Sanctuary books)に登場した石川県代表番長（補導5回逮捕3回少年院1回）が、悪事で得た金銭を何に使っていたかと問われ「たいがいパンです。中でもクリームパンが好きですね。クリームパンてすげ〜やさしい味がしていいんです」と答えていたのがやたら印象に残り、手軽に得られるやさしさとしてクリームパンを選択する習慣がうら寂しい中高年であるわたくしにも根付いたのだと思います　というのはいかにも今手元にその本があるからという後付けですが、薄皮クリームパンはたいていどこのコンビニにもあるしいつも同じ味がするので舌への保険として選択してるんだと思います。そうめんも調理冒険しないで普通に食べるのが一番おいしいと思いましたし、冒険したくない年頃なのです。全然関係ないですが、その石川県の番長は「最近パソコン買ったんですけど、クリックよくしてますよ。クリックするとすごいえらくなった気がして、それだけでもパソコン買ってよかったな〜と思いました。」という発言もしておられ、自分の感性の鈍化を大いに恥じ入りました。クリームパンにやさしくされて大いにクリックして明日もがんばります。