みそかに見た奇跡

しかしいい正月だなあ、譲二。新年あけまして年賀状製作をしなければ遅れて申し訳ございません殺さないで下さいということでパコソンを起動いたしました。例によって日記を書いている場合ではないのですが大晦日に見たプロレスサミット(正確には元旦0:00〜4:00放送ニアライブ)のことを書きます。ダイナマイ卜で田村桜庭に行き場のないやるせないさに取り憑かれどしょんぼりしていたところに見たザ・グレート・サスケ初挑戦の蛍光灯デスマッチたるや。
詳細:夢にときめけ明日にきらめけ
たしかサスケは田村桜庭とタメです。ひざまわりグルグルにテーピングをし、田村に上に乗られポコペンポコペンと殴られる桜庭のぼろぼろぶりに「もうよせこんなことは」(BY高村光太郎)と思ってしまい、思ってしまいつつもあの姿の桜庭にたまらないかっこよさを感じてしまい、これはいったいどういう気持ちなのだろうとグジグジしていましたが、サスケの闘いを見て答えが出た気がしました。どんな答えが出たのかはご想像におまかせサラダです。いや本当すごかったんですよサスケ。自分でちまちま蛍光灯セッティングして自分で突っ込んだりものすごい時間かけて蛍光灯組み組みして隙だらけのところ突っ込まれたり。蛍光灯で会場が爆笑に包まれるというのはデスマッチ史上初なのではないでしょうか。新年早々「今ものすごくいいものを見ているなあ」という気持ちになれてとても幸せでした。血まるけの白いTシャツで「みんな、夢をあきらめるなよ!夢にときめけ!明日にきらめけ!」て言われたら大きな声でいい返事をするしかありません。本当にいいものを見ました。
あともうひとつすばらしかったのがチャレンジマッチ矢野(バト)+石川(BJW)VSみのる+高山。若い二人がどれだけ歯形を残すかという挑戦試合だったわけですが二人のがんばりぶりに目頭熱々亜熱帯でした。抱けば火傷するかもとかなんとか山下久美子はさておきなかなかあんなに思いきってぶつかっていけないものだと思うんですよ相手刑務所のコンクリート塀みたいなもんですから。その塀も最初から最後までビッとしててかっこよかったです。牛の尾が蠅を追うようにビンタをしぶっとばしてました。かけられた卍とコブラをまるでコートを脱ぐように同時にほどいたのには完全にしびれました。誰かになれる魔法があるのなら高山か鈴木みのるになってみたい、戻れる魔法もあるのなら。
そんなこんなで09年もしっぽりプロレスを見て夢にときめき明日にきらめきたいと思います。このフレーズは文章のシメにすごくよいのであと2、3回使いたいと思います。